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City Heliport 第40号(2004年9月21日)より

雑感


ヘリポ−ト分科会リーダー
エクセル航空株式会社 代表取締役社長  折戸 常泰

分科会の活動が停滞しているため、恐縮ですが小生のヘリコプタ−についての思いを記しますので、お許し願いたい。

わが国でのヘリコプタ−に対するイメ−ジについて伺ったところ、ある評論家は「怖い、ウルサイ、高い」と評した。
しかし一般の人々は、ヘリコプタ−が飛んでいるのは見ているものの、自分達が乗れるものとは思ってもいない。それだけ関心が薄いか、次の行動に移らない、と言う事であろうか。

アメリカ、ラスベガスの遊覧飛行会社ヘリUSA、1社での年間利用者数は12万人(小型単発機6名乗り)と言われている。これは日本での3〜4年間の実績を上回るものである。
しかも、この利用者の全てが日本人を含めた外国人で占められていると言う。
また、料金も10分間飛行で$90、仮にツア−に参加すれば$200〜$500もする。
先の評論家が言っている「怖い,ウルサイ,高い」は本当だろうか?
わが国においては、単に何処で飛んでいるのか、何処に行けば乗れるのか、知られていないだけではないだろうか? 所謂、告知不足が現状であると思える。

我々運航会社(特にエクセル航空)は、ヘリコプタ−を少しでも理解して頂くため、遊覧飛行などを通じて、或は子供達を対象とした「ヘリコプタ−教室」を定期的に開き、出来るだけ「ヘリコプタ−」を「身近なもの」にするための努力をしている。
しかし、決して商売に成っていない。将来を見据えた先行投資であると考えているが、1社だけの限界もある。

我々協議会は、ヘリコプタ−の利便性を売り物に「都心にヘリポ−トが必要」だと考え、関係先に訴えているが、現状のままでは一般市民に理解を得られるであろうか?
ヘリコプタ−の本来の使命が、一般市民に理解された時に始めて都心ヘリポ−トの必要性も理解されるのではないか。このために、我々協議会、各分科会を含めて日夜努力されているところであるが、時間、費用等、会員各社とも限界があるように思われる。

一方で、都心に高層ビルが乱立し、その殆どに形式的にもヘリポ−トが設置されているが、ビルのオ−ナ−達はこれがどんな意味を持っているのか理解しているだろうか?
ビルの機能UP、テナントに対するサ−ビス向上等、「付加価値」キャンペ−ンが必要であると考えているが、時間と金が伴わない。
なんとも残念である。
会員各位のご協力をお願いしたい。


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